お店でまぐろの種類みてますか?
こんにちは。まぐろ研究会ブログへようこそ。
突然ですが、スーパーに年中ならんでいるマグロ、皆さんは何まぐろかきちんと把握して購入されていますか?実は私、水産会社に入る前は、本まぐろは知っていてもそれ以外のまぐろは特に気にしてなかったんです。今回は、そんな沖縄の店頭でよく見かけるまぐろの種類とその特徴を調べてみました。
やっぱり人気の本まぐろ
通称『本まぐろ』と呼ばれる『クロまぐろ』は、体長が2.5~3m、重さが300kg前後の大きなまぐろです。肉質も味もまぐろの中では最高級で、脂ののりもよく、身の色と味ともに濃厚です。大トロの部分が多いのも本まぐろの人気の一つですね。
クロまぐろ(旬は4~6月頃)
キハダまぐろ(旬は4~7月)
メバチまぐろ(旬は8~3月)
ビンチョウまぐろ(旬は11~4月)
よく陳列されているまぐろ
本まぐろと同時期の春から夏に旬を迎える『キハダまぐろ』は、透明感のある美しい薄紅色の赤身で、脂肪分が少なく味はさっぱりしていて、身がしまっているのが特徴です。刺身の他、焼き魚や唐揚げ、カルパッチョなどの料理に適しています。
一般的によく目にする『メバチまぐろ』は、その名の通りお目々ぱっちりまぐろ。本まぐろに比べて脂は少なめであっさりした味わいですが、赤身が濃くてもちもちとした噛み応えです。
まぐろの中で比較的小型の『ビンチョウまぐろ』は、『ビンナガまぐろ』や『トンボまぐろ』とも呼ばれています。赤身が淡い桜色でもっちりとした食感が特徴です。味は淡泊でツナ缶の原料に使用されることも多いまぐろです。
好みのまぐろをみつけよう
暖かな海に囲まれた沖縄近海には、クロまぐろ、キハダまぐろ、メバチまぐろ、ビンチョウまぐろと、日本全国で漁獲される4種類まぐろ全てが水揚げされます。その漁場の近さから本土とは違い、冷凍ではない「生鮮まぐろ」が1年中楽しめるのは沖縄ならではです。
お店のお魚コーナーで、まぐろの刺身をご覧になる時には、ぜひ魚種にも注目してみてください。さらにお買い物が楽しくなりますよ。
もちろん、弊社直営店舗でも新鮮なまぐろを販売しています。
そちらにもぜひ足をお運びください。
執筆者:セナ